やんばるの森を真の世界遺産へ:ユネスコ世界遺産委員会への働きかけ、賛同グループ、団体の募集!
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第44回ユネスコ世界遺産委員会の会議が7月16日から31日まで中国、福建省の福州市で開催されます。
この会議では、奄美大島、徳之島、西表島、そして沖縄島北部(やんばるの森)が世界自然遺産に登録されるかが決定されます。ユネスコの諮問機関であるIUCN世界遺産プログラムは、これら全てを世界遺産に登録するように勧告しています。OEJPとしても世界遺産に登録されることを願っています。
Image Source: UNESCO World Heritage Committee |
今回のIUCN世界遺産プログラムによるやんばるの森に評価に納得がいかない人は多いでしょう。IUCNの評価書 IUCN World Heritage Evaluations 2020 and 2021は、北部訓練場の問題や候補地内の「返還地」の問題に言及していません。このまま世界遺産に登録されれば、やんばるの森が直面する問題を、ユネスコは無視した、あるいは容認したことになると考える人もいると思います。
しかしOEJPは、今回のユネスコ世界遺産会議を、やんばるの森を真の世界遺産にするための重要な一つの過程であり、機会だと考えています。
そこでOEJPは、ユネスコ世界遺産委員会に対して、1) やんばるの森が直面する問題を認識し、2) その問題解決に向かうために必要な文言を登録文書に記載することを求める、書簡を作成しました。この書簡をユネスコ世界遺産委員会に7月16日に提出します。
OEJPは、地域住民グループ、NGO、そして市民社会団体/組織に、この書簡への賛同を呼びかけています。もし賛同して頂けるのであれば、7月15日までに、OEJPの代表である吉川秀樹のEメールまで(yhidekiy@gmail.com)以下の情報を送って頂ければと思います。
2) 代表者の名前
3) 連絡先 (グループ、団体のEメールアドレスか、代表のEメーメルアドレス)